表題の画像は、以下より引用しました。 ランキングの詳細情報は以下を参照ください。
ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻が始まり一カ月が過ぎました。ウクライナ東部のマリウポリでは、女性や子どもなどの市民が避難していた劇場が爆破され、子どもだけでも100人以上が亡くなったとのことで、罪のない大切な子どもたちまで被害に遭い、一日でも早く終戦を願うばかりです。
さて、毎年3月20日の「世界幸福デー」に公表される「世界幸福度ランキング」をご存知ですか?
「世界幸福度ランキング」とは、国連の持続可能な開発ソリューションネットワーク(SDSN)が、毎年3月20日の「国際幸福デー」に合わせて発表しているランキングデータで、世界の150か国以上を対象におこなわれ、2012年から毎年実施されているものです。
1.一人当たり国内総生産(GDP)
2.社会保障制度などの社会的支援
3.健康寿命
4.人生の自由度
5.他者への寛容さ
6.国への信頼度
上記6つの項目について満足度を調査しているそうです。
2022年度のトップ10は次のとおり:
1位 フィンランド
2位 デンマーク
3位 アイスランド
4位 スイス
5位 オランダ
6位 ルクセンブルク
7位 スウェーデン
8位 ノルウェー
9位 イスラエル
10位 ニュージーランド
日本はランキング上位のはず!と思っている方が多いと思いますが、なんと日本は54位です(昨年は56位)。フィンランドは5年連続1位で北欧の国が上位を占めました。フィンランドのいいところは、教育費が無料なので子育てしやすい、オーロラが見られる、自然が豊富、ノー残業で16時終業などがあげられます。日本とは、教育費の無償化と就業体系が対称的です。
そして、最下位はアフガニスタンで「戦争が多くの被害者に与えた物質的、非物質的被害を改めて思い起こさせる」と報告書に記載されています。この調査は、ロシア軍のウクライナ侵攻が始まる前のもので、ウクライナが98位、ロシアが80位でした。来年は順位が大きく変わりそうです。