誰でも幸せで安心できる家族が持ちたいのは当たり前です。
しかし、今の日本では婚姻率が低下し、未婚率が上げどまりしているのが現実です。
日本の婚姻率を上げるためにはどうしたら良いでしょうか? 厚生労働省がまとめた2022年のデータを見てみましょう。
婚姻件数および婚姻率は下がり続けています。
これにはどんな要因が関係しているのでしょうか?
- 雇用形態の変化
昔のように入社すれば年功序列と言う時代はなくなりましたし、非正規雇用の割合も増えています。
このようなことで将来に対して不安のある方も増えている - 結婚に対する意識変化
昔のように適齢期を過ぎて独身が恥ずかしいと言う意識も有りませんし、周りも問題にしません。
昔のようにお節介に見合い話を持ってくるおばさんもいなくなりました。 - 独身の方の意識変化
現代の独身の方は、大切に育てられた方が多く、個人主義も浸透しており、結婚相手に対する意識が昔と変化しています。また、大切に育った分子育てに掛かるコストが高いことも分かっています。
世間一般の平均初婚年齢の推移はどうでしょうか? 厚生労働省のデータから見てみます。
これは日本全体の数値ですが、平均初婚年齢を都道府県別にみて第一位に若い都道府県、最下位の都道府県に分けてみました。
性別 | 第一位都道府県 | 平均初婚年齢 | 最下位都道府県 | 平均初婚年齢 |
---|---|---|---|---|
男性 | 山口県 | 29.8才 | 東京都 | 32.3才 |
女性 | 山口県 | 28.7才 | 東京都 | 30.7才 |
第一位の山口県と最下位の東京都では、男性で2.5才、女性で2才平均初婚年齢が上がっています。
30代を越えて女性の平均初婚年齢が2才上がることは、出生率に大きく影響を及ぼしています。
やはり、人口の都市集中は出生率を悪くします。
また生涯未婚率(50歳時点で一度も結婚したことのない人の割合)も現在、
男性が約4人に一人、女性が約5人に一人の割合になっています。
少しでも未婚率を下げ、もっと若い年頃から結婚、家族のことを考えられる環境を整えなければなりません。
当機構では、若い方に良い結婚相手に出会えるようなお手伝い、またセミナーなども開催いたします。
また、遅い結婚を目指す形になった方にも、結婚、家族の良さを伝え、出来るだけ早い結婚をお手伝いしたいと考えております。